今年に入って社保滞納による倒産が相次いでいます。

「社保」「税金」滞納倒産が急増 23年度は138件、過去最多に コロナ禍の「納付猶予」期限切れ後の破綻相次ぐ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000855.000043465.html

「社保倒産予備軍14万社」の衝撃、政府が見落とす日本経済“時限爆弾”の正体
https://diamond.jp/articles/-/318618

といった悲しいニュースが知らされています。

本来社保の支払い資金を前もって準備しておくことが企業経営者の義務ではありますが
例えば月額給与が30万円の社員が10人いる会社の場合、
健康保険料 15,510円 厚生年金保険料 27,450円(いずれも折半額)で
月に42,960円×10人=429,600円の負担になります。
年間だと5,155,200円もの負担になります

利益率が5%の会社の場合、売上に換算すると
103,104,000円と1億円の売上に匹敵する負担となってしまいます。

業績が順調な会社の場合はそれほど負担にはなりませんが、売上が低迷している会社ですと
社会保険料の支払いが出来なくなってしまうことがご理解して頂けるかと思います。

解決策として具体的には
・月額給与金額を下げる(はぐぐみ基金等を利用する)
(例)報酬月額30万円の場合、
健康保険料 15,150円 厚生年金保険料 27,450円
    ↓↓↓
はぐくみ企業年金に3万円掛け金を行うと、月額報酬が27万円となり
健康保険料 13,442円 厚生年金保険料 23,790円
となりますので、合計で月額5,368円の社会保険料の削減となります。
年間では64,416円です。
(会社側も同額の削減効果あり)
仮に10人適用した場合、年間で644,160円の削減効果がございます。

はぐぐみ企業基金
https://hagukumikikin.jp/contact/corp/

・日当で補填分をまかなう(出張の多い社員の場合)
・月額給与を下げた分を退職金での支給にする(退職金規定を作成する必要があります)

下図には日当支給によるシュミレーションを掲載しています。

従業員側も年間293,220円の可処分所得が増え、会社側も年間280,211円のキャッシュフローの増大に
つながります。

ご質問受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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執筆者プロフィール

業務執行社員 井上武俊
業務執行社員 井上武俊
学生時代は東京でイベント企画及び人材派遣の会社を運営しておりました。 社会に出て財務一筋で、最近はタイで赴任を経験しました。現在は民泊運営のご相談、不動産売買、財務コンサルを行っています。

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