以前勤めていた会社での話です。
その会社は自社でブランドを立ち上げているアパレルメーカーでした。

特徴としては
年間売上に対する借入金が50%超
在庫が上積みされている
売掛金が多い
といったところです。

某メガバンクからは売上が増えていないのに在庫が増えていないことを指摘
されていました。

新規で開拓した地方銀行と日本政策金融公庫に追加融資の依頼をかけたのですが、
「総合的」な判断で追加融資の依頼を断られました。

銀行は後ろ向きの状況だともちろん融資をしないし、積極的な事業計画であったとしても
・在庫過多
・無駄な経費の出費が多い
売掛金が多い→回収の努力をしていない?もしくは架空売上?
と看做されると融資をしないと思います。

実際この会社の一部の売上には架空売上がございましたが・・・

売上さえ上げればボーナスを支払うといった経営方針を打ち出している経営者は要注意です。
平気で架空売上あげる営業マン居ますので・・・

結局のところ、苦しくなってから融資の依頼をかけても断られるケースが多いと思います。
銀行は資金の動きを厳しく見ていますので・・・

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執筆者プロフィール

業務執行社員 井上武俊
業務執行社員 井上武俊
学生時代は東京でイベント企画及び人材派遣の会社を運営しておりました。 社会に出て財務一筋で、最近はタイで赴任を経験しました。現在は民泊運営のご相談、不動産売買、財務コンサルを行っています。

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